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ニューヨーク州議会は21日までに、娯楽用大麻の所持に対する罰則をゆるめる法案を通過し、閉会した。各メディアが報じた。全面合法化には至らなかったものの、合法化に向けて大きく前進した。
州は1977年、25グラム以下の少量の大麻所持を合法化。今回の法案では、1オンス(約28.3グラム)未満の大麻所持を罰金50ドル(約5370円)の違反とする。また、現在B級軽罪として「罪」となる1オンス以上2オンス(約56.7グラム)未満の大麻所持は、罰金200ドル(約2万1500円)以下の「違反」に。2オンス以上の所持は今後も「罪」として扱われ、公共の場での大麻吸引も変更はなく「違反」となる。医療用大麻は2014年に合法化されている。
クオモ知事は17年、大麻を「ゲートウェードラッグ」と断じ、薬物依存へのきっかけになるとして合法化に反対していた。しかし知事は昨年姿勢を一転、大麻合法化を19年の最優先課題にすると表明していた。
今回の法案成立の背景には、少量の大麻所持により逮捕や罰則の対象になるのが、白人に比べて黒人やヒスパニックに偏っているとの調査結果がある。ニューヨーク市ではマンハッタンとブルックリンの地区検事局は、大麻関連の逮捕者の大部分を起訴しない方針をとっている。
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